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メインクラス/サブクラス入れ替えサービスについても言及

日付:2010/11/07  転載:http://www.iroiro-rmt.jp  アクセス回数:1234

 2009年6月25日に,正式サービス5周年を迎えたMMORPG「リネージュII」。今回,そんな同作を正式サービスから現在まで支え続けてきたプロデューサー,長瀬健裕氏にインタビューする機会が得られた。
 国内におけるリネージュIIの運営の,舵を取る立場にある長瀬氏に,同作のこれまでの流れや現状,今後の展開などについて,たっぷりと語ってもらった。料金体系や,メインクラス/サブクラス入れ替えサービスについても話が聞けたので,リネージュIIプレイヤーはぜひともご一読を。



「リネージュII」は5周年を迎えられたのは

優良なユーザーとドワ娘のおかげ?


「リネージュII」のプロデューサーを務める,エヌ?シー?ジャパン デジタルエンターテイメントユニット MMO ビジネスデパートメント/ビジネス2チーム マネージャーの長瀬健裕氏
4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。まずはじめに,リネージュIIにおける長瀬さんの役割を教えてください。

長瀬健裕氏(以下,長瀬氏):
 現在,私はプロデューサーとして,エヌ?シー?ジャパンでMMORPG「リネージュII」に関わっています。リネージュIIの基本的な部分から,ビジネス的な部分まで,トータルで管轄しています。


4Gamer:
 リネージュII日本サービスの舵を取っている立場である,と考えてよろしいでしょうか。

長瀬氏:
 はい,そういうことになりますね。

4Gamer:
 5周年記念特設サイトのムービーインタビューを拝見させてもらったのですが,長瀬さんは5年前,つまり正式サービス開始時あたりからリネージュIIに関わっていたとか。

長瀬氏:
 はい。エヌ?シー?ジャパンへは,ちょうどリネージュIIが正式サービスを迎えるタイミングで入社しました。

4Gamer:
 最初は,リネージュIIにどのような形で関わっていたんですか?

長瀬氏:
 最初はユーザーサポートという形でリネージュIIに関わり,その後は事業課のほうで仕事をするようになりました。

4Gamer:
 2009年6月25日に,リネージュIIは正式サービス5周年を迎えましたが,この5年を振り返ってとくに印象に残っている出来事はありますか?

長瀬氏:
 この会社に入る前,個人的にリネージュIIのオープンβテストをプレイしていたんです。もともと一ファンだった人間として,正式サービスに携わり,サービスが成功する過程に関われたというのが,非常に嬉しいですね。
 プレイヤーとして遊んでいたときには,私は自分以外のリネージュIIプレイヤーのことを,あまり理解できていなかったと思うんです。でも運営に携わり何度かのリネージュIIのオフラインイベントを通じて,実際にファンの方と接する機会が得られました。皆さんとても熱心で,リネージュIIが好きなんだなぁと心底感じました。そのときはすごく感動しましたね。

4Gamer:
 先日名古屋で行われたオフラインイベントも,非常に好評でしたね(関連記事)。私も何度かリネージュIIのオフラインイベントを取材をさせてもらいましたが,運営側のスタッフとの対話の機会があってもネガティブなことはほとんど口にせず,純粋にイベントを楽しんでいる姿がすごく印象的でした。

長瀬氏:
 もちろん,ネガティブな意見が出るというのは私達にも原因がありますから,そこは真摯に受け止めていかなくてはいけませんが,やはり,ネットなどでネガティブな意見を言っている方も,リネージュIIが好きだからこそという部分が少なからずあると思います。そういうファン(?)の方の意見も,大切なものであることに変わりはないので,常に参考にさせてもらっています。

4Gamer:
 これはリネージュIIだけではなく,御社のオンラインコンテンツ全般に当てはまることだと思うのですが,ゲーム内掲示板と公式掲示板の連動や,playncブログの展開などを通じて,ユーザーコミュニティを積極的に“囲い込む”施策を打ち出し,結果を出されていますね。

長瀬氏:
 掲示板,というかインターネット上のコミュニティって,ネガティブな意見のほうが“声が大きく”感じられますし,それに引っ張られてどんどんネガティブな意見がふくらんでいきがちですよね。なので,最初はコミュニティの囲い込みに関して,すごく悩みました。
 でも,幸いなことに優良なお客様が多く集まってくださり,節度を持って,密度の濃いコミュニティを形成してくれています。やって正解だったな,と今になって思います。

4Gamer:
 ユーザーコミュニティを囲い込んだことは,どちらかというと,デメリットよりはメリットのほうが大きいですか?

長瀬氏:
 何かこちらの不手際があって,それに関する意見でコミュニティが荒れてしまう場合は,どうしようもないんですけどね。そこは我々の責任であり,課題です。
 しかし,他社様のコミュニティと比較して,弊社のユーザー数が多いという点も相まって,ちょっとくらいのネガティブな意見も,ほかの楽しい意見や,ゲーム情報のやりとりによって,覆い尽くされてしまうような傾向があるのかもしれません。幸か不幸か,とかく荒れやすいMMORPGのコミュニティにしては,おかげさまでそこまで酷い思いをしたことはありません。

4Gamer:
 今始まった話ではありませんが,近年,日本で運営されていたMMORPGが次々とサービス終了を迎えています。そんな中で,リネージュIIの正式サービスが5年も続いた要因は,どこにあると思われますか?

長瀬氏:
 僕は,最初リネージュIIをプレイしたときに,ドワーフ娘のデザインから受けた衝撃が忘れられないですね。

4Gamer:
 確かにドワーフ娘にはびっくりしました。こういう解釈しちゃうんだ……と(笑)。

長瀬氏:
 でも,認めたくなるような形っていうか,「もうこれでいいじゃん」って思えるデザインでもあります(笑)。そこも含めて,今でもリネージュIIのキャラクターデザイン/グラフィックスって,今ほかのMMORPGと比較しても,さほど見劣りしないんですよね。

4Gamer:
 当時,絵が綺麗過ぎて挙動が重い,PCを新調しなければまともにプレイできない,と言われていたリネージュIIだからこその特長ですね。現時点でも,さすがにハイエンドとは言えなくなってきていますが,ほかのMMORPGと比べても,決して劣っているように見えないのはすごい。

長瀬氏:
 グラフィックスのクオリティを下げて,動作を軽くし,プレイヤーの母数を増やそうというやり方は,決して間違ってはいないと思います。しかし,リネージュIIの類似タイトルで,ここまでしっかりと作り込んでいる作品はまずないような気がするんですよね。

4Gamer:
 ここ数年,グラフィックス面ではリネージュII以上のタイトルも頻繁に見られるようになりましたが,コンテンツの充実度という観点からも,リネージュIIは(韓国産MMORPGの中では)圧倒的といえるほどの存在感を放っているのは事実でしょうね。

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